☆フクロモモンガの飼育(飼い方)情報☆

☆特徴

社会性のある動物で賢く、好奇心旺盛です。そして、とても良く懐きます。
警戒心が強い部分もありますが、信頼関係が出来ると素晴らしいパートナーになるでしょう。
夜行性の動物で、日が暮れてから行動を開始します。
木から木へ滑空するための飛膜を持ち、野生では50m程の距離を滑空する事もあります。

☆必要なものや、飼い方
樹上性のモモンガのケージには高さが必要です。
上下運動が出来る様なものを選んであげましょう。
また、ステージや止まり木、モモンガ用のハンモック等を付け、ケージ内の空間を有効に使いましょう。
あまり網目が大きいケージだと抜け出してしまいます。十分に確認して準備してください。
餌皿は、樹上性の生態に合わせて、木の枝に乗った状態で食事出来るタイプの物を使用するのがオススメです。
お椀形のお皿やプラスチック等の軽いお皿だと、お皿に体重がかかった時にひっくり返ってしまうので注意してください。
お水は給水ボトルを使用して与える様にしましょう。
ひっくり返されたり、毛や便が入ってしまうお皿に比べると衛生的です。
ケージの中にはしっかりと休める巣箱が必要です。木の巣箱はリス用やインコ用も代用する事が出来ます。
巣箱の中には柔らかい牧草など、巣材を入れてあげましょう。
布製品のポーチも落ち着ける場所になります。暗くて体を包んでくれる様な場所だと安心する様です。
ポーチを使用する際には注意が必要です。
布を齧っていないか、糸がほつれて爪が引っ掛かったりしないか頻繁にチェックしてください。
ホイールはあまりに小さい物だと走る際に背骨に負担がかかります。
モモンガ用の物を選んであげましょう。
ホイールを付けても走らない子も居ます。
そんな子は、ホイールに乗せてあげて少し回してあげる様にして、使い方を教えてあげるといいでしょう。
楽しさを覚えて走りだすと、とても良いストレス発散になります。

☆餌について
モモンガは雑食性の動物です。
野生下では、昆虫や樹液、果物、花の蜜や花粉、クモやトカゲなどの小さな生き物等、色々な物を食べます。
フクロモモンガは食べ物の選り好みが特に多い動物です。動物質・植物質をバランスよく与えてください。
1つの物を、よく食べるからといって与えすぎないように気を付けてください。
偏食で栄養が偏れば、フクロモモンガに良くみられる代謝性骨疾患の原因になります。

☆環境について
温度・湿度を記録する温度計などで、外出時の温度も必ずチェックして、寒さ・暑さの対策を行いましょう。
暑さ対策にはエアコン、寒さ対策にはペット用ヒーター等が必要です。
扇風機は風通しを良くするのには使えますが、汗をかかないモモンガにとっては、ただ風が送られてくるだけで涼しくはありません。
室温が高温にならない様に注意が必要です。湿度も高い日本の夏は熱中症の危険性があります。

☆お散歩について
屋外での散歩は必要ありません。
外の地面を歩くということは、ノミ・ダニの寄生、感染症の感染等、さまざまなリスクがあります。
ハーネス・リードを付けても器用なモモンガは抜け出したりします。逃げ出したモモンガを捕獲する事は、とても困難です。
また、俊敏な動きをリードで制限するには危険が伴います。
モモンガの事を考えるのであれば、外での散歩は控え、室内でおもいっきり遊ばせてあげましょう。
お部屋で遊ばせる時には、電気コードやゴム製品、観葉植物等なんでも齧ってしまい、誤飲する可能性があります。
目を離さない様にしてください。

☆食べてはいけない物
ジャガイモやネギ類、ナスやアボカド、チョコレート、牛乳など、与えてはいけない物は多々あります。
生の大豆も与えてはいけませんし、果物の種子にも与えてはいけない物があります。
十分に注意しましょう。